最初にお伝えしておきますが、3枚目のカードに関してはディーラー主導で配られるので、わざわざ覚えておく必要はありません。
ただ、バカラで3枚目のカードが配られる条件や状況を把握しておくことで、勝率の予想、プレイの流れを読みやすくなります。
基本的に、バカラ(Bacara)ではプレイヤーとバンカーに配られるカードの数は2枚。
条件が整った場合にのみ、3枚目のカードが配られていざ勝負!となります。
【大前提】バカラで3枚目のカードが絶対配られない2つのケース
確実に3枚目のカードが”配られない”条件があります。
「ナチュラル」と呼ばれる状況が発生した場合です。
ナチュラルが発生した場合
- プレイヤー・バンカー双方でカードの合計値1桁目が8or9になった
- プレイヤーもしくはバンカーのどちらかの合計値の1桁目が8or9になった
この2つのケースは、絶対に3枚目のカードが配られない「ナチュラル」状態です。3枚目のカードの可能性はぜろ、そのまま勝負に突入!
8が出れば「ナチュラル8」で、9が出れば「ナチュラル9」と呼ばれます。
このナチュラルは、プレイヤーでもバンカーでも変わることのない、共通の条件です。
双方ともに8or9が出た場合、
- どちらかが8でどちらかが9 → 9の勝利
- どちらも8、どちらも9 → 勝負は引き分け
となります。
プレイヤー・バンカーどちらも合計値の1桁目が6 or 7になった場合
配られた2枚のカードの合計値1桁目が、プレイヤーもバンカーも6or7となる状況も、絶対に3枚目のカードが配られない条件です。いざ、勝負!
例えば、バンカーが6でプレイヤーが7であれば、プレイヤーの勝利となります。
「3枚目のカードが出てくるなら、4枚目のカードが配られることもあるの?」と考える方もいるかもしれませんが、バカラでは4枚目のカードまで配られることはありません。
条件次第で配られるのは3枚目までとなります。
バカラでバンカー側の条件で配られるカードが変わる場合
ここからは、バンカーとプレイヤーそれぞれ3枚目のカードが配られる際の異なる条件、3枚目のカードの可能性が変動するケースをご紹介します。
バンカー側で合計値の一桁目が7以上になった場合
バンカー側で合計値の一桁目が7以上(7,8,9)となった場合 → 「スタンド」が発生、3枚目のカードの可能性はゼロになります。
例えば、バンカーが2枚目までで合計値が7となれば、バンカーはスタンド。
プレイヤーが3枚目まで配られて合計値が8になれば、プレイヤーの勝利です。
バンカー側で合計値の1桁目が6以下(0,1,2,3,4,5,6)になった場合
バンカー側で合計値1桁目が6以下(0,1,2,3,4,5,6)になった場合
→プレイヤー側の合計値次第で、3枚目がをヒットかスタンドか、勝負の分かれ目となります。
例えば、プレイヤー2枚の合計値1桁目が5(5,4,3,2,1,0)で、バンカー側2枚の合計値1桁目が2以下(0,1,2)という場合、双方ともに3枚目のカードが配られます。
プレイヤー2枚の合計値が5以下、バンカー2枚の合計値が3だった場合
→プレイヤー3枚の合計値が8以外なら、バンカーもヒットなので3枚目のカードを受け取れます。
プレイヤー2枚の合計値が5以下、バンカー2枚の合計値が4だった場合
→プレイヤー3枚の合計値が2,3,4,5,6,7だったなら、バンカーもヒットなので3枚目のカードを受け取れます。
プレイヤー2枚の合計値が5以下、バンカー2枚の合計値が5だった場合
→プレイヤー3枚の合計値が4,5,6,7だったなら、バンカーにも3枚目のカードが配られ、3枚の合計値1桁目で勝負することになります。。
プレイヤー2枚の合計値が5以下、バンカー2枚の合計値が6だった場合
→プレイヤー3枚の合計値が6,7であれば、バンカーも3枚目のカードが配られます。
プレイヤー2枚の合計値が5以下、バンカー2枚の合計値が7だった場合
→バンカーはスタンド、プレイヤーだけが3枚目のカードを受け取れます。
プレイヤー側で合計値の一桁目が5以下になった場合
ディーラーが初めに配った2枚のカード。
プレイヤー側の合計値の1桁目が5以下(0,1,2,3,4,5)となった場合 → 3枚目のカードがディーラーによって配られます。
3枚目のカードが配られる状態のことを「ヒット」と呼びます。
例えば、プレイヤー側が2枚目までで合計値の1桁目が9+2=1で、相手が7だった場合、バンカーにはスタンドが発生します。
そしてプレイヤーはヒットしているので、ディーラーから3枚目のカードが渡されます。
プレイヤー側3枚の合計値1桁目 VS バンカー側7のスタンド、という勝負になるわけですね。
プレイヤー側で合計値の一桁目が6か7になった場合
プレイヤー側で2枚のカードの合計値1桁目が6or7となれば、無条件でスタンド発生。
バンカーの数がいくらであろうと、3枚目のカードが配られることはありません。
※もちろんこの時も、8か9のナチュラルは有効状態です。
例えばディーラーが配った2枚のカードで、プレイヤーが0,1,2,3,4,5のどれか、バンカーがナチュラルの8,9だと勝負、バンカーの勝利です。
バンカーが8,9以外の数字であればヒット!3枚目のカードを受け取れます。
バカラ全体の流れから「3枚目のカードが配れる・配られない条件」をまとめ
プレイヤー・バンカー共通の3枚目が配られない条件は3つありました。
- プレイヤー・バンカー双方ともに合計値1桁目で8or9がでた「ナチュラル」
- プレイヤー・バンカーどちらかに合計値1桁目で8or9がでた「ナチュラル8」か「ナチュラル9」
- プレイヤー・バンカー双方ともに6or7がでた(6•6、7•7、6•7、7•6の組み合わせ)
このパターンでは3枚目が配れることはなく、そのまま合計値1桁目で勝負となります。
プレイヤーが2枚目の合計値が5以下だった場合、プレイヤーはヒット状態なので3枚目をディーラーに配ってもらえます。
この時、バンカーが7以上であればスタンドが発生しますので、バンカーに3枚目のカードが配られる確率はゼロです。
バンカーが6、プレイヤーの3枚目の合計値が6or7だった場合にはバンカーも3枚目のカードを配ってもらうか(ヒット)か、配ってもらわない(スタンド)か、決定できます。。
バンカーが5、プレイヤーの3枚目の合計値が4、5、6、7だった場合には、バンカーも3枚目のカードを配ってもらう(ヒット)か、配ってもらわない(スタンド)か、決定できます。
この時、バンカー側の選択により勝負が左右されます。
基本的にオンラインカジノでバカラを楽しむ場合、ディーラーがゲームを進めますし、あなたは「プレイヤーとバンカーのどちらが勝利するか?」に賭けるわけですから、細かなルールを最初から覚えていなくとも、ゲームはスムーズに進められます。
ただ、3枚目のカードが配られる条件などを覚えておくことで、勝率の変動を予測できるようになります。
バカラの面白さが段違いにUPしますよ!
バカラ3枚目の関連ページ
バカラ3枚目カードについてよくある質問
- バカラで3枚目のカードが配られる条件は?
これには2つの条件があります。①プレイヤーが5以下の場合、②バンカーが6以下の場合。どちらの場合もディーラーがカードを引いてくれるので、何もしないで待っているだけでOKです。より詳しくは、「3枚目のカードが配られる条件とは?」を参考にしましょう。
- バカラで3枚目のカードは重要なの?
最初から「9」か「8」が出てナチュラルで勝利する場合以外では、3枚目のカードは重要と言えます。例えばベットした側のカードが「0」の場合でも3枚目を引くことによりもう一回勝てるチャンスができます!そういった意味合いでは非常に重要です。
- バカラは初心者でも楽しめる?
はい、存分に楽しめます!バカラはとても単純ですが、とても面白いゲームです。プレイヤーかバンカーに賭けるという「右と左どっちが勝つ?」というようなゲームです。単純ゆえにアツくなる要素や、罫線による次の手の予想など、簡単で楽しい要素が満載です。
