ヨーロピアンルーレット：基本ルールと戦略

カジノと言えばルーレット！ヨーロピアンルーレットは、カジノゲームであるルーレットの中でも基本的で遊びやすいゲームです。しかも、後ほど詳しく解説しますが、アメリカンルーレットと比較しても勝ちやすいといった特徴があります！

ルールは単純でも、運要素だけでなく戦略やプレーヤーの判断力も問われる奥深いゲームです。

この記事では、ヨーロピアンルーレットの勝ち方や賢いベット方法、戦略について紹介します。

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ヨーロピアンルーレットの基本ルール

ヨーロピアンルーレットは「0」と1から36までの数字１つずつで行われるルーレットです。「0」と「00」の二つの0をもつアメリカンルーレットに対し「シングルゼロ」とも呼ばれています。プレーヤーはルーレットのどの目が出るかを予想してベットし、ディーラーがボールを投入、最終的にどのポケットにおさまるかで勝敗が決定します。

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ヨーロピアンルーレットのボードとベットの説明

ヨーロピアンルーレットのベットは、まず大きく「外側のベット」と「内側のベット」の2つに分けられます。数字が描かれた内側のベットを「インサイドベット」、それ以外の文字や記号が描かれた外側のベットを「アウトサイドベット」と呼びます。

それぞれ、チップのコインの置き方でストリート、スプリット、ダズンなどのベットが設定でき、勝った場合の配当のオッズが異なっています。

ゲームプレイと勝利条件

ヨーロピアンルーレットは、まずユーザーがルーレットでボールが落ちる場所を予想し、ベットします。ベットの方法は、1つの数字を指定するベットやルーレットの色、数の大小など様々です。ボールは回転させたルーレットにディーラーが投入し、最終的にボールが落ち着いたポケットが当たりとなります。

ベットの結果が当たった場合はオッズに合わせた配当を受け取り、外れた場合はベットしたチップが没収されます。

ライブの場合、ベットは毎回行う必要はなく、いったん様子を見たりパスすることも可能です。

ヨーロピアンルーレットのストラテジーとヒント

ヨーロピアンルーレットの結果は、その仕組上ある程度運に支配されており、確実に勝つ方法はありません。しかし、戦略を立て、確率を上げていくことはできます。

のちほどいくつかの戦略を紹介しますので、それらを使ってゲームに臨み、プレーヤーとして自分なりの勝ち方を身に付けていきましょう。

マネージメント:

マネージメントとは、プレイする掛け金を管理することです。ルーレットが運に支配されるゲームである以上、掛け金の管理はプレーヤーにとって重要な要素となります。

予算を定め、その範囲内でプレイするのももちろん、少額のベットで長くプレイするのか、勝負に出て大きく賭けるのかも、プレーヤーの判断に委ねられています。

追い詰められて勝負に出るのではなく、ここ、という局面で大きくベットしたり、流れが悪い場合は様子見や少額ベッドに移行するなど、自分の掛け金をマネージメントしながら冷静にプレイすることが勝利への近道となるでしょう。

ヨーロピアンルーレットの選択:

前述したように、ヨーロピアンルーレットは1つのゼロ（0）と36個の数字で構成されているのに対し、アメリカンルーレットは、ゼロ（0）、ダブルゼロ（00）と36個の数字で構成されています。またルーレットにおける数字の配置も異なっていて、ヨーロピアンルーレットがランダムな配置なのに対し、アメリカンルーレットはある程度規則的な配置となっています。

しかし両者の主な違いは、ヨーロピアンルーレットが一つのゼロ（0）を持つのに対し、アメリカンルーレットがゼロ（0）とダブルゼロ（00）の2つを持つ点でしょう。

このため、ヨーロピアンルーレットはハウスエッジ（カジノ側の利益率）が2.7%となっており、アメリカンルーレットの5.26%よりも低くなっています。これは、プレーヤー側の賞金の期待値が大きいことを示しています。

このため、より良い勝率を得るためには、ヨーロピアンルーレットを選ぶのが良い選択と言えます。

外側のベットの利用:

外側のベット（赤/黒、奇数/偶数、高/低）などは勝率が高く設定されている代わりに、オッズ、ペイアウトは低くなっています。

これらのベットはリスクが小さいため、初心者として経験を積みたいときや場の流れを見極めたいとき、様子を見たいときなどに利用すると、リスクを避けて長期間安定してプレイすることができます。

外側と内側のベット

ヨーロピアンルーレットには様々なベットのやり方がありますが、まず大きく外側のベット（アウトサイドベット）と内側のベット（インサイドベット）に分けられます。

基本的には外側のベットが勝率が高いがペイアウトが小さく、内側のベットが勝率が低いがペイアウトが大きくなっています。

内側のベット: 定義と種類

内側のベットは、ルーレットホイールにある数字に対して直接ベットを行います。

賭け方には以下の種類があります。

ストレートアップ（Straight Up）：

1つの特定の数字に賭けるベットです。賭ける際には、チップを数字の真上に重ねるように置きます。内側のベットだけではなく、全てのベットの中で最も勝率が低い代わりに、最大のペイアウトが得られるベットです。

スプリット（Split）：

2つの隣接する数字に賭けるベットです。チップを2つの数字の間に置いてベットします。このため、選ぶ数字は隣接したものである必要があります。

ストリート（Street）：

特定の横一列（3つの数字）に賭けるベットです。3つの数字は任意の組み合わせではなく、内側のベットで縦に並んだ3つの数字の組み合わせの中で選択します。

コーナー（Corner）：

4つの数字に対して賭けるベットです。チップを内側のベットの4つの数字が正方形に並んだ枠の中心に置いてベットします。このため、やはり任意の数字ではなくあくまで内側のベットで正方形をなす数字4つに対してしかベットできません。

シックスライン（Six Line）：

2つの隣接するストリート（合計6つの数字）に賭けるベットで、ダブルストリートラインとも呼ばれています。ストリートをベットする際にチップを置く位置で、2列の間のライン上に置くことでベットされます。

内側のラインでは最も勝率が高く、ペイアウトが小さいベットになります。

外側のベット: 定義と種類

外側のベットは数字の領域以外に対して配置されるベットです。賭け方によって次のような種類があります。

赤/黒（Red/Black）：

ホイールにボールが着地する場所の色が赤か黒かを予想します。勝率は半分のイメージですが、「0」が赤にも黒にも含まれないため、実際には18/37＝0.48648…となり、約48.6%です。

偶数/奇数（Even/Odd）：

ボールが着地する数字が偶数か奇数かを予想します。赤/黒と同様であり、ほとんどのハウスルールでは「0」は偶数に含まないため、勝率は約48.6%です。

高/低（High/Low）：

ボールが着地する数字が1-18（低）か19-36（高）かを予想します。勝率については赤/黒、偶数/奇数と同様になります。

列（Columns）：

特定の列（12個の数字）に賭けるベットです。やはり「0」が含まれないため、勝率は12/37＝0.3243…となり、約32.4％です。

ダズン（Dozens）：

1-12、13-24、25-36のいずれかの12個の数字の範囲に賭けます。勝率は列と同様約32.4％です。

外側と内側のベットのオッズとペイアウト

外側のベットは一般的に勝率が高くなりますが、ペイアウトは低く設定されています。一方、内側のベットは勝率が低いですが、当たれば高いペイアウトを得ることができるようになっています。

各ベットの具体的なオッズやペイアウトはルールにより異なる場合がありますので、ゲームを始める前に確認してください。

原則的には、ハウスエッジを除いた36個の数字に対しての勝率が1/36ならオッズは36倍、1/2なら2倍となっているケースが多いようです。

また、「0」に対してベットできるか、「0」を含むスプリットやコーナーなどのベットが可能か、可能な場合オッズがどうなるかもハウスルールによって異なります。

ヨーロピアンルーレットのベッティング戦略・必勝法

ヨーロピアンルーレットはある程度運に支配されたゲームですが、運とは言い換えれば確率であり、数字上勝率や期待値を引き上げる戦略、手法が存在します。

そのようなベッティング戦略をご紹介します。

戦略・必勝法1：マーチンゲール法の活用

マーチンゲール法は、ルーレットだけでなく様々なギャンブルに適用可能な手法です。

方法は単純で、勝敗が1/2でオッズが2倍のゲームに対し、最初の勝負に負けたら、次のゲームではその2倍を賭ける。これを勝つまで繰り返すことで、理論上「絶対に負けない」ことになります。

マーチンゲール法には、資金力が必要、ベットリミットに引っかかるなど懸念点もありますが、10回くり返すと勝率が99.9％に達するという勝ち率は魅力的です。

マーチンゲール法について知りたい方は、ぜひ下記リンクを参照してください。

マーチンゲール法の使い方やメリットなど解説【使う際の注意点や克服方法も】

戦略・必勝法2：ダランベール法の活用

ダランベール法もまた、確実に勝てるという理論的背景が魅力のベッティング戦略です。

別名ピラミッド法とも呼ばれており、ケースによっては掛け金が積みあがるように大きくなることからこう呼ばれています。

マーチンゲール法同様、勝敗が1/2でオッズが2倍のゲームで成立します。

その手法は、最初に設定した掛け金に対し、勝ったら掛け金を1$（あるいは1単位）減らし、負けたら1$増やすというものです。

勝率1/2のゲームは勝ち負けを繰り返すものですが、この手法により最終的な勝率が50%に収束した時、得られるペイアウトの期待値が50%を上回るとされています。

確率が収束するためには、プレイ回数が多くなりがちで資金が膨大に必要になるなどのデメリットはありますが、やはり確実に勝てるという魅力は大きいものです。

ダランベール法について知りたい方は、下記リンクをご参照ください。

ダランベール法とは？バカラやルーレットの必勝法

ベット選択と賭け金管理の重要性

ベット戦略は勝率をあげ、ペイアウトの期待値を高める戦略です。

その背景には数学的な理論であったり確率計算があります。

従って、ベットは理論的に選択し、一時の欲求や誘惑に負けない冷静さが必要になります。

また、多くのベット戦略は大きく儲けるのではなく確実に勝ちを積み上げていく手法です。

その分、掛け金をしっかり管理し、今プラスなのかマイナスなのかを客観的に把握しておかなければなりません。

ベット戦略を有効に活用するには、ベットの選択と掛け金の管理が非常に重要になるのです。

アメリカンルーレットとの違い

ヨーロピアンルーレットと同じぐらいポピュラーなルーレットに、アメリカンルーレットがあります。主な違いは、ホイールのレイアウトと、ハウスエッジと呼ばれるカジノの利益率です。

ホイールのレイアウト

ヨーロピアンルーレットのホイールには、数字の1から36に加えて「0」が1つ含まれています。ポケットの数は37個です。

ところが、アメリカンルーレットのホイールには「0」と「00」という2つのゼロに１から36の数字をあわせた38個のポケットがあります。

通常、ルーレットでは「0」ポケットはハウスエッジと呼ばれ、カジノ側の総取りとなるポケットです。このため、追加の00スポットはゲームのオッズに大きな影響を与えます。

ハウスエッジ

アメリカンルーレットのハウスエッジは、追加の「00」の存在により、約5.26％とヨーロピアンルーレットの約2倍になります。

ヨーロピアンルーレットのハウスエッジは約2.7％であり、この違いは、長くプレイすればするほど大きな影響を及ぼします。

ヨーロピアンルーレットの方がハウスエッジが低い、つまり還元率が高いとみなせるため、プレーヤーにとってはより有利な選択といえます。

オンラインカジノにおけるヨーロピアンルーレット

ヨーロピアンルーレットは、オンラインカジノでも楽しめます。オンラインカジノは、家の中や移動中でも楽しめるため、じっくり時間をかけて行え、しかも時に大きな勝負を行えるヨーロピアンルーレットは、オンラインカジノに向いた選択と言えるでしょう。

勝率約50%のゲームをこつこつと積み上げながら経験が積めるため、初心者にとっても向いているゲームだと言えます。

オンラインカジノには様々なサイトが存在していますが、まずライセンスを持っているかどうか、セキュリティが充分かどうかを確認してください。

その上で、ユーザーレビューなどを参考に、安心して遊べるサイトなのか慎重に調べた上で選択しましょう。

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