【プロが解説】プロポーカープレイヤーになる方法|5つのステップを徹底解説!
アメリカでは半世紀以上前からプロが活躍するポーカーの世界。2003年にアメリカ人のアマチュアプレイヤーが栄誉あるWSOP(ワールドシリーズオブポーカー)のメインイベントで優勝して$250万もの賞金を手にしたことで、欧米を中心に未曾有のポーカーブームが起きました。
日本では15年ほど遅れて、ようやくポーカーの人気がじわじわと広がってきています。SNSなどで、日本人プロの活躍を見聞きしたことがある人もいるのではないでしょうか?
まだまだ成長していくと思われる日本でのポーカー人気。もしかしたら近い将来、人気の職種になっている可能性も?
ここでは、プロのポーカープレイヤーとして成功するための秘訣をご紹介しちゃいます!
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プロポーカープレイヤーの定義とは?
プロのポーカープレイヤーになるために、資格や専門団体への所属は一切必要ありません。これがアスリートや棋士、麻雀プロとは大きく異なる点で、要するに完全に自分のスキルだけでのし上がる一匹狼の世界というわけです。
そのため、プロポーカープレイヤーにハッキリとした定義はありませんが、「ポーカーだけで収入を得ている人」というのが一般的な認識です。ポーカーのルールを理解できていて、少しの軍資金さえ用意できれば、誰にでも門戸が開かれているのがプロポーカーの世界なんです。
プロポーカープレイヤーになるための5ステップ
ルールを覚えて軍資金を用意しただけで、「さあプロポーカープレイヤーになろう!」というのは拙速です。
すぐにこれまでの仕事は辞めたりせず、まずは空き時間にオンラインポーカーなどで経験を積んで、「ポーカーだけで果たして生活していけるのか」を見極める必要があります。
特に注視すべきポイントには以下のようなものがあります。
STEP①:勝率を客観的に確認する
誰でも最初はセッションごとの勝率を気にすることでしょう。勝率が高ければ高いほど良いのはポーカーでも当たり前のことです。
ただ、ポーカーは運がからむゲームです。全部のセッションを勝ち切ることができるプロなんてものは存在しません。
また、キャッシュゲームかトーナメント、そしてプレイスタイルによっても、理想的な勝率が大きく異なるのがポーカーというゲームの特徴でもあります。
世界のトッププロでも年間を通して負け越してしまう、なんてことは珍しくありません。そのため、勝率は非常に長い目で客観的に分析する必要があります。
STEP②:パフォーマンスを記録する
シンプルな勝率よりも重要な指標が、パフォーマンスです。ポーカーではキャッシュゲームの場合はBB/100、トーナメントの場合はROI(return of investment=投資利益率)のパフォーマンスを客観的に見る指標とするのが一般的です。
BB/100は100ハンドプレイしてビッグブラインド何個分稼いだか、という数値。差し引かれたレーキを含んで計算され、理想的な数値はレートによって異なります。
ただ、前述のとおりポーカーは運がからむゲーム。数十万ハンドはプレイしないと、実力どおりの正確な数値は出ないと言われています。
トーナメントのROIは、賞金獲得総額を投資額、つまりバイインの合計額で割って算出されます。当然、ROIが100%を超えないとマイナスになってしまうので、プロとしてはやっていけません。
ただ、トーナメントポーカーはキャッシュゲーム以上に運が必要となる種目です。そのため、数百回はトーナメントをプレイしないと実力どおりのROIは算出できません。
STEP③:目標利益を決める
フルタイムでプロになった場合に、どれだけ稼げれば生活していけるかをまずは計算しましょう。そこから普段プレイするであろうレートに、これまでのBB/100かROIを当てはめて逆算します。
ただし、いざフルタイムでプレイすることになったとしても、1週間ごとや1ヶ月ごとの目標利益を決めるのは危険です。たとえトップクラスのプロでも、ポーカーは浮き沈みの波があるゲーム。
目標利益を達成したからといって早々に切り上げたのでは、機会損失を大きくしてしまいます。逆に、目標額に足りないからといって無理して長時間プレイを続けるのも、精神的にも肉体的にも得策ではないので注意しましょう。
STEP④:資金管理を徹底する
トッププロでもおろそかにしがちなのが、資金管理です。むしろ、大部分のプロが守れていないと言っても過言ではないかもしれません。
キャッシュゲームでもトーナメントでも、1回のバイインはバンクロール(ポーカーに使える資金)の50~100分の1が理想的とされています。一度にバンクロールの数十%を失う可能性があるようなレートでプレイを続けると、少し負けが込んだだけでレートを大幅に下げないといけなくなってしまうか、借金をする必要さえ出てきてしまいます。
そうならないよう、資金管理は徹底しましょう。
STEP⑤:自分をコントロールする
ポーカーにバッドビート(わずかな確率しかないのに逆転負けしてしまうこと)はつきもの。そうでなくても、何百ハンドにもわたってまったく手が入らない、というのはよくあることです。
百戦錬磨のトッププロでも、あまりにツイていない時にティルト(負けが込んだ時に自制心を失って普段はしないような雑なプレイをしてしまうこと)状態になることは珍しくありません。ですが、思い通りに物事が進まない時ほど、自分をコントロールして傷を最小限に抑えることもプロとして成功するには重要な要素です。
プロポーカープレイヤーに求められるスキル3選
先にプロポーカープレイヤーになるための最低限のステップをご紹介しましたが、次はスキルです。スキルといっても利益を最大化したり、ブラフを見抜いたりする小手先の技術ではありません。
実際にプロポーカープレイヤーとして成功し続けるための、見落とされがちな大局を見据えた処世術をご紹介します。
常に学び続けられるスキル
ポーカーは将棋や麻雀、チェスと比べて常に新しい定石が生まれ続け、進化の速度が非常に早いゲームです。特に現在主流のノーリミットホールデムはハンドごと、もしくはセッションごとに無限に近い選択肢が発生するため、数年前は常識だった戦法が今では通用しないということも珍しくありません。
そのため、ポーカー業界でも今のトッププロは頭が柔軟で統計ソフトを駆使できる20代と30代が中心。2000年代初頭の第1次ポーカーブーム当時、テレビ出演で名を馳せた当時の有名プロはそのほとんどが半ば引退状態というのが実情です。
年間何億円も稼ぐトッププロでなくても、常に精進し続けられるスキルは必須の業界なのです。
海外生活に順応するスキル
オンラインポーカーだけでもプロポーカープレイヤーとしてやっていくことはできますが、法的に不安定なのがネックです。お金を賭けるライブポーカーは日本では禁止されているため、そうなると海外へ拠点を移すしかありません。
そもそもポーカーの本場であるラスベガスは、アマチュアの観光客や大富豪が多く、意外にもオンラインポーカーと比べて格段に稼ぎやすい街。キャッシュゲーム、トーナメントともに圧倒的なテーブル台数が昼夜問わず稼働しているので、ゲームにあぶれることもありません。
しかし、そこで必須となるのは英語での最低限のコミュニケーション能力です。人種のるつぼであるアメリカの、しかも世界中から観光客が訪れるラスベガスなら片言の英語でも何とかなりますが、それでも最低限の英語力と新しい環境に一刻も早く順応するスキルは必要となります。
社会的信用を築くスキル
前述の「STEP④:資金管理を徹底する」と大きく関連するのが、社会的信用です。たとえ資金管理を徹底したとしても、悪い流れが長く続いたり思いがけない出費によってプレイ資金が底をついたりしてしまうこともありえるのがこの世界です。
そうなると銀行から融資してもらうというのはなかなか難しいこの職種。そこで重宝するのが、仲間のプロや金持ちスポンサーによる手助けです。
実際に、有名なトッププロであっても数万ドルの借金をしてプレイしているということは珍しくありません。また、バイインの全額または一部を出してもらって、勝ったら利益を折半する、といった取り決めをしてプレイを続けるプロも少なくありません。
これはなにも名の知れたトッププロに限った話ではありません。
ただし、困った時に助けてもらうには普段から関係者と綿密にコミュニケーションをとり、特にポーカースキルに関しては信用を築いておく必要があるということは言うまでもありません。
プロポーカープレイヤーの平均年収
では、プロポーカープレイヤーは一体どれくらい稼ぐことができるんでしょうか?その答えは、ピンキリです。
トッププロなら年間平均で数億円を稼ぎ出す猛者も少なくありません。ただ、年によっては数億円のマイナスになってしまうこともあるというのがこの業界のシビアな面です。
逆に、低レートテーブルで最低賃金を下回るような時給で、もがき続けるプロプレイヤーはその何万倍もいるとされています。実力次第でどうとでも転んでしまうのが、プロポーカープレイヤーの世界なのです。
プロポーカープレイヤーの収入源
プロポーカープレイヤーの一般的な定義は、ポーカーだけで収入を得ていること。当たり前ですが、ひたすらポーカーをプレイすることが最も大きな収入源となります。
では、具体的にはどこでポーカーを打っているんでしょうか?
オンラインポーカーで稼ぐ
現在活躍中の若手プロは、そのほとんどがまずオンラインポーカーからこの世界に足を踏み入れています。オンラインポーカーなら、実際のカジノではありえないような極小レートやフリーロールトーナメントなどが揃っていて、わずかな資金で始めることができるからです。
小さなレートで資金を増やしていき、実力次第でステップアップしていって自宅にいながらにして、サラリーマンの一般年収の何倍も稼ぎ出せるチャンスがあるのがオンラインポーカーの魅力です。
カジノで稼ぐ
21世紀に入ってオンラインポーカーが流行り始めるまでは、カジノのポーカールームでキャッシュゲームをプレイして稼ぐというのが最も一般的な方法でした。そしてこれは、オンラインポーカー全盛となった今でも変わりません。
特に、ポーカーの本場であるラスベガスやカリフォルニアでは昼夜問わず、それぞれ何百台というポーカーテーブルが常時稼働中。観光客や富豪のアマチュアプレイヤーが多く、意外にもオンラインポーカーより格段に稼ぎやすいというのが魅力です。
日本から近い韓国やマカオ、マニラでもポーカーをプレイすることはできますが、アジアではまだポーカープレイヤーの母数自体が小さくテーブル数も少ないため、プロポーカープレイヤーとして生活していくには少し厳しい状況です。
ポーカートーナメントで上位入賞する
優勝賞金が数億円になることも珍しくなく、テレビやネットで華々しく取り上げられるため、非常に魅力的に映るトーナメントポーカー。実際に、大きなトーナメントだけを渡り歩くプロポーカープレイヤーもいないわけではありませんが、その数はキャッシュゲームのプロと比較すると格段に少なくなります。
一番の理由が、トーナメントはキャッシュゲームよりもさらに運に左右される要素が大きいため。ブラインドが上がり続けるトーナメントポーカーだとどうしても終盤にショートスタックになりやすく、スキルが活かしづらくなるからです。
その上、年間で多くても数十回しかトーナメントには参加できないので、少し流れが悪い年だとバイインだけでマイナスになってしまうことが多々あるのです。
他にも大きなトーナメントに参加するためには、世界中を飛び回る必要があって旅費がかさんだり時差に慣れる必要があったりと、華々しさの影にはさまざまな苦労があります。
とは言え、一撃で引退できるほどの賞金を手にするチャンスがあるのも、ポーカートーナメントの魅力ではありますが。
ポーカーの講師として稼ぐ
ポーカーのプレイに飽きたり疲れたりしてしまったら、ポーカーを教えて収入を得るという方法もあります。なにも、物理的に教室を開く必要はありません。
昨今はYouTubeに動画を投稿したり、若手プロの中にはコーチングサイトを立ち上げたりして収入を得ているプロもいます。
ただ、まずはプロプレイヤーとして実績を積み上げて名を売ってからでないと、講師として稼げるようになるまでは簡単ではないかもしれません。
ポーカーでプロとして最も賞金を稼いでいる日本人トップ3
最近は、日本人でもポーカーのプロとして稼ぐ人がちらほら出てきました。そのほとんどはキャッシュゲームで稼いでいるので、本人が公表していない限り、これまでの収入がどれほどのものなのかは見当がつきません。
ここでは、トーナメントの生涯獲得賞金順で日本人のトップ3を見てみることにしましょう。
※順位と賞金額は、「The HENDON MOB」の2024年7月末のデータベースに基づくものです。
1位:オオヤ マサシ氏
生涯獲得賞金$8,001,324。2023年12月のWSOPパラダイス、バイイン$10万のウルトラハイローラーイベントで優勝して一気に$2,940,000もの賞金を手にしています。
日本人トップながら世界ランクでは207位と、まだまだ上がいるのが夢があるこの業界ならでは?
2位:トウマ ツグナリ氏
生涯獲得賞金$3,177,684。オオヤ氏のように一撃で¥1億を超えるような賞金は獲得していないものの、世界中を飛び回り、こまめに獲得賞金を積み上げてきています。
世界ランクは718位です。
3位:ヨツシカ カズヒコ氏
生涯獲得賞金$2,543,907。ヨツシカ氏も10年以上にわたって世界中を飛び回り活躍しています。
世界ランクは959位と、ギリギリでトップ1,000に入っています。
プロがポーカープレイヤーを辞める主な理由3選
最後に、ポーカーを生業とすることのマイナス面もご紹介しておきましょう。華々しさだけが目立つプロポーカープレイヤーの生活ですが、それ以上に辞めていく人が多いのもこの業界です。
理想とは異なるライフスタイル
どうしても昼夜逆転の生活になりがちなのがこの生活の常。日本人プロはそれほど関係ないかもしれませんが、本場のアメリカではこれまでにアルコールやドラッグに溺れて、生活を崩してしまうというトッププロの話がよく取り沙汰されてきました。
将来への不安など
アメリカでは、個人事業主としての登録が認められているプロポーカープレイヤーですが、それでも怪我や病気をしてしまった場合は、収入がゼロになってしまうという不安と常に隣り合わせです。
またそれ以上に、ポーカーというゲームの性質上、たとえ実力が伴っていたとしても数カ月間にわたって収支がマイナスになることもありえるのが、この業界の怖いところです。
技術的な限界を感じた
前述したとおり、ポーカーは新しい定石が次から次へと生まれてくるゲームです。それだけに、この変化についていくには常日頃から関連動画などを研究し、スキルを磨き続ける精神力も必要になってきます。
研究熱心な若手と対戦した時に限界を感じ、引退していく中年のプロも少なくありません。
ポーカーが楽しめるオンラインカジノ
オンラインカジノでもポーカーはプレイすることができます。ただし、オンラインカジノにある「テキサスホールデム」や「カジノホールデム」といったゲームは、ディーラーと1対1で対戦するタイプのもの。
他のプレイヤーと対戦する従来のポーカーとは異なり、ブラフやオールインといった駆け引きを楽しむことはできません。
888Poker
そこでご紹介したいのが、本来のポーカーをプレイすることができるオンラインポーカールームです。特に888Pokerは、前身のPacific Pokerから通算すると2002年から健全運営が続けられている老舗サイト。
あらゆるポーカーゲームが揃っているため、ポーカー初心者からベテランまで存分に楽しめます!
- マイクロステークスのキャッシュゲーム
- 入賞すれば実際に賞金を手にできるフリーロールトーナメント
- ミドルステークスのキャッシュゲーム(テキサスホールデム、オマハ)
- 1テーブルトーナメントのシットアンドゴー
- 賞金総額が6桁ドルの定期/不定期トーナメント
そんな888Pokerで、プロポーカープレイヤーへの第一歩を踏み出してみては?
まとめ
プロポーカープレイヤーになるための秘訣、いかがでしたでしょうか?自分の腕一本だけでのし上がっていく、実力がものを言う世界。
魅力的なだけあって、近年日本でもようやく脚光を浴びるようになったこともうなずけます。そんな業界であなたも日本人プロとして、世界を舞台に活躍してみては?