ハウスエッジとは？カジノゲームや有名ギャンブルの控除率も公開！

更新日：2024.05.08 / スロッティア編集部

「ハウスエッジ」とは何なのかを、ギャンブラーなら必ず理解しておかねばなりません。なぜならハウスエッジが高いか低いかにより、ギャンブラーが得る利益が極端に変わる可能性があるからです。

カジノのゲームについて調べると、各カジノゲームごとにハウスエッジが表示されることが多いでしょう。

またカジノゲームだけでなく、日本で一般的なギャンブル（競馬や宝くじ、パチンコなど）のハウスエッジも、簡単に調べられるのではないでしょうか。

ハウスエッジはそれだけ、ギャンブルには重要なものなのです。

なのでこの記事では、ハウスエッジについて詳しく解説いたします。「ハウスエッジの重要性」や「還元率との違い」「各ギャンブルのハウスエッジ」がわかると、「稼ぎやすいゲーム」を見つけやすくなるはずです！

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ハウスエッジとは何なのか？

ハウスエッジは日本語で、「控除率」と言います。

ギャンブルにおけるハウスエッジ（控除率）とは、プレイヤーが無条件に支払わされるカジノへのチップのようなものです。そのため、ハウスエッジはゲームの勝敗に関係なく発生します。

「私はカジノで余分なチップなど払ったことがない！」

と思う方もいるはずです。しかしカジノで遊ぶ人は、知らず知らずに余分なチップを運営者に払っています。

アメリカンルーレットを例にしてみましょう。アメリカンルーレットには、1～36＋0と00と計38個の数字があります。

ハウスエッジ率	配当金の倍率
もしハウスエッジが0%なら	プレイヤーが数字をピンポイントで当てたら、38倍の配当金がもらえる
実際のハウスエッジは約5%	プレイヤーが数字をピンポイントで当てても、36倍の配当金しかもらえない

このようにプレイヤーは「アンフェア」な状況の中、カジノでプレイをしなくてはなりません。そして「ギャンブルのアンフェアな部分」こそが、プレイヤーが運営側に支払う余分なチップなのです。

つまりギャンブルのハウスエッジとは、「運営側の取り分である」と理解すると、わかりやすいのではないでしょうか。

ハウスエッジはなぜ重要なのか？

アメリカンルーレットの例でも説明したように、ハウスエッジの数字が高いと、それだけプレイヤーが損をしやすいです。

アメリカンルーレットのハウスエッジは約5%です。そのため、理論上10ドルをベットすると約50セント、運営者に無条件で支払う計算になります。

「50セントなんてたいした金額じゃないな！」

と考えてはいけません。確かに10ドルで50セントでは、はした金額に感じることでしょう。しかしこれが

• 100ドルなら5ドル
• 500ドルなら25ドル
• 1000ドルなら50ドル

と増えていくのです。

しかもカジノゲーム以外のギャンブルでは、ハウスエッジが25%～30%あるものもたくさんあります。

なのでギャンブルをするときは、ゲームのルール以上にハウスエッジに注目すべきです。そしてできることなら、ハウスエッジが限りなく0%に近いゲームで勝負をしましょう！

ハウスエッジ（控除率）と還元率の違い

意外に勘違いされやすいのが、ハウスエッジ（控除率）と還元率の違いではないでしょうか。

ハウスエッジはカジノの利益についての数字で、還元率はプレイヤーの利益についての数字です。

ハウスエッジが高ければ高いほど、ギャンブルの主催者が得をし、ギャンブルをするプレイヤーが損をします。一方、還元率は高ければ高いほど、プレイヤーが得をするのです。

例えば、カジノで大人気のカードゲーム「テキサスホールデム」は、約99%の還元率を持ちます。理論上、10ドル賭けたプレイヤーは、約9ドル90セントの利益を得る計算です。

もちろんこれは理論上の計算なので、テキサスホールデムをプレイしたら、必ず儲かるわけではありません。しかしテキサスホールデムのプレイヤー全体で言えば、約99%の還元をカジノ運営者からもらっているのです。

ハウスエッジ（控除率）と勘違いし、還元率の低いギャンブルを選ばないように注意しましょう。

還元率をより詳しく知りたい方は、「ギャンブルの還元率」をチェックしてみてください。

ハウスエッジ①：カジノゲーム編

ここでは具体的に、カジノゲームごとのハウスエッジを表にしてみました。

カジノには、テーブルゲームからスロットまでバラエティー豊かなギャンブルがあります。当然、カジノゲームごとにハウスエッジが違うので、個別にチェックしなくてはなりません。

カジノ	ハウスエッジ
アメリカンルーレット	約5.25%
スロット	機種により違うが約5%前後
ヨーロピアンルーレット	約2.7%
クラップス	約1.4%
バカラ	約1.15%
ブラックジャック	約0.5%

この中で、一番ハウスエッジが高いアメリカンルーレットですら、約5.25%なのはうれしい事実でしょう。

カジノゲームは全体的にハウスエッジが低く設定されているので、かなりプレイヤーに有利なギャンブルと言われるのも納得です。

ハウスエッジ②：有名なギャンブル編②

カジノゲームの次は、日本でも一般的なギャンブルのハウスエッジを見てみましょう。

日本の場合は、パチンコやパチスロを除いたギャンブルはすべて公営なので、ハウスエッジが高めに設定されています。公営でないパチンコやパチスロでも、カジノゲームに比べたら、そのハウスエッジの高さに驚くはずです。

ギャンブル	ハウスエッジ
宝くじ	約54%
スポーツ振興くじ（toto）	約50%
競馬	約26%
競艇	約25%
オートレース	約25%
パチンコ・パチスロ	約20%前後

この中で、一番ハウスエッジが低いパチンコ・パチスロですら約20%です。なので日本のギャンブルは、運営側が大儲けできる可能性が高いと言えるでしょう。

しかし、公営ギャンブルで政府が得た利益は、日本の福祉や自然環境保護のために使われます。

その背景をふまえれば、「日本のギャンブルはアンフェアすぎる！」と、一方的に非難するのは難しいかもしれませんね。

ハウスエッジが低いオススメのカジノゲーム

最後に、ハウスエッジが低いオススメのカジノゲームをご紹介しましょう！

日本ではまだカジノで遊ぶことはできませんが、オンラインカジノでカジノのゲームをいくらでも楽しむことができます。オンラインカジノで遊ぶゲームを選ぶ際にも、重要なのはハウスエッジです。

カジノゲームの中でも、ずば抜けてハウスエッジが低いのは

• ブラックジャック
• バカラ

の2つでしょう。

特にブラックジャックはハウスエッジが約0.5%です。つまり、なにで遊ぶか迷ったら、これを選べば損をしにくいと言えるのではないでしょうか。ハウスエッジが0.5%なら10ドル賭けても、運営側に取られるのはたったの5セントです。

またバカラも、ハウスエッジが約1.15%と低めなのでオススメできます。バカラはディーラーにベットした場合、ハウスエッジが約1.06%まで下がるので、さらにプレイヤーが有利になるのです。

ブラックジャックとバカラのルールを、きちんと知りたい方は「ブラックジャックのルール」と「バカラのルール」を読んでみましょう！

まとめ

ハウスエッジ（控除率）は、低いほどプレイヤーに良いと言えるでしょう。これは高いほどプレイヤーが得する還元率とは、似ているが違うものです。

ギャンブルで効率的に儲けたいなら、迷わずハウスエッジの低いゲームをチョイスしましょう。

ハウスエッジは、プレイヤーにとってアンフェアなものかもしれません。しかしハウスエッジがあるからこそ、ギャンブルがビジネスとして成立するのを忘れないようにしたいですね！

この記事を参考に、稼げるゲームを見つけてみてください！

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ハウスエッジについてよくある質問

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